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男子マラソン29日スタート!
大会のフィナーレを飾る男子マラソン(日本時間30日午前0時)で、ダークホース諏訪利成(27=日清食品)が、主役に躍り出る。昨年の福岡国際マラソンで日本記録保持者の高岡寿成(カネボウ)を破り、2時間7分台の記録をたたき出した。日本男子マラソン3選手の中で知名度では3番手だが、上位進出を狙える力はある。恩師・白水(しろうず)昭興監督(62)への恩返しを果たす。
男子マラソンのダークホース、諏訪がひそかにブレークを狙う。7月は北海道で合宿。白水監督が「やるべきことはすべてやってきた」というほど成果をあげた。諏訪も「普段通りやるだけ。42キロ。持てる力は全部使い切りたい」。万全の体調で、今日29日のスタートにつく。
3月の代表決定後、何度も「監督を五輪に連れて行きたかった」と言った。今年62歳になった白水監督の五輪は不運続き。88年ソウル大会と92年バルセロナ大会。日産の監督時代に指導していた選手が、瀬古利彦らスター選手の実績を優先する「微妙な選考」で代表漏れした。入社後、諏訪の耳に自然と入ってきた。その瀬古監督とも一緒に挑む五輪。白水監督は「何て言ったらいいのか…」と言葉をにごした。さまざまな思いはすべて諏訪に託したつもりだ。
昨年の福岡国際。まったく無印の存在から、2時間7分台をマークした。アテネでもそのスタイルは変わらない。世界の強豪を驚かせ、最後には主役の座を奪いとる。
[2004/8/29/09:23 紙面から]
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