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中畑ヘッド、五輪攻略「捨てゲームも必要」
長嶋ジャパンが「五輪戦略」を今後の日本代表に託す。銅メダルを決めたカナダ戦から一夜明けた26日、アテネから日本へ帰国の途についた。中畑清ヘッドコーチ(50)は「選手はよくやってくれた。胸を張って帰りたい」と語った。
日本代表は全勝で金メダルを取ることを第一の目標に戦った。だが、オーストラリアが1次リーグで倒した日本と再び準決勝で当たるように、同リーグ最終戦でカナダにあえて負けたと受け取られる試合もあった。中畑ヘッドは「戦術ではなくて、勝つための戦略が大事だと感じた。極端な言い方をすれば、ゲームそのものを捨てる勇気も必要なケースがある」とした。1次リーグ戦、準決勝、決勝という五輪のシステムで、金メダルのために相手を見据えた戦いを説いた。
オールプロで初めて臨んだアテネ五輪だった。毎年、歴代のスタッフ、選手らが集う「五輪会」が存在する。長嶋ジャパンはこれで解散となるが、中畑ヘッドは「経験を今後に生かしていかなければ。流れを切っちゃいけない」と積極的に出席する構えだ。今回の経験は様子を見て長嶋茂雄監督(68)に報告。銅メダルは選手にしか渡されないが、監督、コーチに日本野球機構からレプリカのメダルが贈られる見込みだ。チームはローマ経由で27日、日本に帰国する。【栗原弘明】
[2004/8/27/09:29 紙面から]
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