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日本決勝T逃した…2点差涙/女子バスケ
<アテネ五輪:女子バスケットボール>◇22日◇1次リーグA組
日本がわずか2点差に泣いた。女子バスケットボール1次リーグA組最終戦でギリシャと大接戦の末、91−93と惜敗。1勝4敗の5位に終わり、96年アトランタ大会以来、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を逃した。第1Qで喫した12点差を執念で追い上げ、一時は逆転。しかし、試合終了間際に再びリードを許して力尽きた。日本はB組5位の中国と24日に9、10位決定戦を行う。
惜しかった。あと一歩だった。第1Q15−27。重くのしかかる、この12点差を第3Qで、ようやく63−63と追いついた。まさに執念。しかし、最後の最後で勝利の女神に見放された。残り2秒、逆転を狙った矢野の3点シュートは無情にもリングではねた。「力的にどちらに転んでもおかしくない試合だった」と振り返る内海監督の表情には無念さが漂っていた。
開催国ギリシャとの戦い。勝った方が1次リーグ突破という一戦は異様な雰囲気にのみこまれた。床を踏みならしながらの絶叫と激しいブーイングが交錯する。世界ランク12位の日本に対して、ギリシャは36位。実力では優位に立っていたはずだった。試合前、得点源の永田は「周りが敵だらけになると思う」と警戒していたが、アウエーの重圧は予想を超えていた。
第1Q途中でチームをけん引してきた30歳の浜口が3ファウルでベンチに下がった。思いもしなかった展開。インターセプトから逆襲されるなど、これまでの日本には見られなかったミスも重なった。主将の大山は「戦う姿勢を持ってプレーできた。力は出し切れた」と気丈に話した。しかし、勝利が計算できたギリシャにまさかの敗退。現実は非情だった。
4月から始まった強化合宿は10次を数えた。外国人の高さ対策に米国、カナダ、欧州遠征も行った。国内では男子の大学生相手に練習試合も積んだ。しかし、絶対的な高さを克服できなかった。矢野は「もっとタフにならないと。気持ちをもっと強く持たないといけない」と泣きながら、精神力を課題に挙げた。
9、10位決定戦が残っている。浜口は目に涙をため「1つでも順位を上げたい。どんな試合でも、ベストを尽くす姿を見せたい」と話した。アテネの夏はまだ終わっていない。
[2004/8/23/08:53 紙面から]
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