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杉山組完敗…3位決定戦へ/女子テニス
<アテネ五輪:女子テニス>◇20日◇ダブルス準決勝
日本テニスの84年ぶりの五輪メダル獲得は持ち越しとなった。女子ダブルス準決勝で第5シードの杉山愛(29=ワコール)、浅越しのぶ(28=NEC)組は、第2シードのコンチタ・マルティネス(32)、ビルヒニア・ルアノパスクアル(30)のスペインペアに3−6、0−6でストレート負け。決勝(22日)進出を逃した。21日に銅メダルをかけてアルゼンチンのスアレス、タラビーニ組と3位決定戦に臨む。
これがメダルへの重圧なのか。杉山、浅越は開始から苦戦を強いられた。スペインペアの正確なショットに後手になった。第1セットを3−6で落とす。第2セットも最初のサービスをブレイクされ波に乗れない。最後まで準々決勝までの力を出し切れなかった。
スペインペアは格上の第2シード。7月のチュースオープンでも対戦し1−2で惜敗している。しかし、前哨戦は1年ぶりにペアを再結成した初戦。息が合わず「力の半分しか出せなかった」(浅越)。絶好調で迎えた今大会は勝利を確信してコートに立った。
7月の北米ツアーから五輪に照準を合わせてきた。約1年ぶりに杉山と浅越とペアを再結成。3大会に出場した。最初の2大会は連係が合わずに初戦敗退したが、今月初旬のロジャース杯(カナダ)で初優勝。試合を重ねるごとに相性の良さが復活した。
19日の準々決勝では米国のナブラチロワ、レイモンド組を2−1で撃破。偉大なベテランペアを前後左右に揺さぶって攻略した。杉山にシングルス準々決勝で敗れた影響はなかった。試合後は「私たちのダブルスができれば、金メダル。なんてね」と軽口をたたいた。しかし、現実は甘くはなかった。
勝てば日本テニス界にとって1920年アントワープ大会以来84年ぶりのメダル獲得が確定し、女子としては史上初の快挙になるはずだった。金メダルはついえた。しかし、悲願のメダル獲得の夢はまだ残っている。気持ちを切り替えて21日、アルゼンチンペアとの3位決定戦で夢をかなえる。
[2004/8/21/09:25 紙面から]
写真=女子ダブルス準決勝でスペインペアと対戦する杉山(後方)、浅越組(撮影・宇治久裕)
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