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雅美最後の五輪4位…銅へ0秒05差/競泳

女子200メートル平泳ぎ決勝、4位に終わった田中(右)はビアードと抱き合い涙した(撮影・野上伸悟)

<アテネ五輪競泳:女子200メートル平泳ぎ決勝>◇19日

 ベテラン田中雅美(25=SAT北海道)が9年越しのメダルを逃した。女子200メートル平泳ぎは終盤の猛烈な追い上げもわずかに及ばず4位に終わった。3大会目の五輪での夢実現はならなかった。エースのメダル候補で迎えた前回シドニー大会は惨敗。水泳人生最後の個人種目のレースでメダルは逃したものの、悔いのないレースができた。男子100メートル背泳ぎ銅メダリストで2つ目のメダルを目指した森田智己(19=日大)は、同200メートル背泳ぎで5位に終わった

 長い競泳生活のゴールを目指して、田中は力強く突き進んだ。本格的に競技生活を始めて10年。日本の女子競泳陣を引っ張ってきたエースは、大きなストロークで順位を上げていった。ラスト50メートル、集大成の泳ぎを見せて、最後は3位ポレスカと並ぶようにゴール。わずか0秒05の差で夢にまで見たメダルを手にすることはできなかったが、現役最後の個人種目で全力を出しきった。

 「悔しくないといえば、うそになるけど…」。こみ上げるものは抑えられなかった。「でも…、これが最後のレースだったから…」と途切れ途切れに話した。「メダルは取りたかった。でも、自分にとっては(4位が)メダルだと受け止めたい」と話し、あふれそうになる涙を手でぬぐった。

 高校生だったアトランタ大会、金メダル候補のエースとして重圧のかかったシドニー大会。最後のアテネ大会を迎えるまでにはさまざまなことがあった。水泳をやめようと思ったこと、水からしばらく離れたこともあった。いろいろなことが頭を駆けめぐっていた。

 昨年12月から完全に本拠地を米国に移した。「今までの泳ぎを白紙にして、ゼロからスタートした」。現地では元世界記録保持者モーゼスを指導したモーガン・コーチから教わった。日本チームの合宿では、所属の枠を超えて、北島の平井コーチにアドバイスを請うた。プライドを捨てて、いろいろな人から平泳ぎの技術をどん欲に聞き回った。

 「シドニー前はタイムがよくて、周りからも騒がれて浮かれていた。自分に期待をかけていた。今回は本当に最後。自分のペースで前向きにやってきた」。メダル量産のチームの勢い、最後の五輪という集中力も発揮された。まだメドレーリレーが残ってはいるが、個人種目は最後。「これで、しばらくは頑張ることを休めます」。がんばり続けてきた日本女子のエースは、そう言ってようやくホッとした表情を見せた。

[2004/8/20/09:21 紙面から]

写真=女子200メートル平泳ぎ決勝、4位に終わった田中(右)はビアードと抱き合い涙した(撮影・野上伸悟)



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