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松坂、五輪初のキューバ撃破!

<アテネ五輪野球:日本6−3キューバ>◇17日◇1次リーグ

 松坂大輔投手(23)が、五輪の聖地で伝説をつくった。17日、キューバ戦に先発し、4回にライナーが右腕を直撃するアクシデントに遭いながらも続投。完封目前の9回に力尽き3点を失って降板したが、6−3での快勝に大きく貢献した。日本が五輪でキューバに勝ったのは6戦目で初めて。松坂は24日の準決勝にも登板する予定だ。

 松坂にマウンドを降りる気はなかった。無安打に抑えていた4回1死、グリエルに151キロ速球を打ち返された。速度を増した打球が、松坂の右上腕部に直撃。大野投手コーチらが飛び出す。松坂は痛そうな素振りも見せなかったが、続投は無理と思われた。だが、違った。

 松坂「思ったより球が内側に入り、目を離してしまった。一瞬しまったと思ったが大丈夫。自分から『投げたい』と言った」。

 ベンチでアイシング、テーピングの緊急処置をしながら、首脳陣と城島が松坂の続投希望に耳を傾けていた。気持ちは分かる。だが、今大会はどんな形であれ勝たなければならない。

 城島「次の球を受けて、投球に支障があると思ったら交代のサインを出すぞ」。

 松坂「はい。城島さんが代われと言うならマウンドを降ります」。

 次球は141キロ速球。1回の154キロから13キロも遅くなっていた。次のスライダーは中前打された。だが、城島はサインを送らない。「大丈夫。行けると思った」。捕手としての感性だった。松坂は、ていねいな投球と151キロまで戻った速球を投げ込み、無失点を続けた。

 松坂「(失点した)9回は自分に腹が立ったが4年越しの(五輪)初勝利はうれしいです。今日は城島さんのリードのお陰です」。

 気迫だけではない。個人契約を結ぶ鴻江トレーナーをアテネまで呼び、体のバランスをみてもらっている。同トレーナーは「最初は大胆なフォームでパワーを、アクシデント後はコンパクトなフォームでキレ、技術を武器に抑えた」。アクシデントも味方に変えた。

 出発前にもらった長嶋監督のメッセージはホテルの部屋に飾ってある。毎試合くる言葉に力をもらっている。患部の状態に不安は残るが、金メダルへ、松坂の力と気迫は欠かせない。

[2004/8/19/08:37 紙面から]



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