井上、メダル逃す/柔道男子100キロ級
男子100キロ級で、敗者復活戦に回った井上康生(25=綜合警備保障)は、初戦でミラリエフ(アゼルバイジャン)に大内返しで敗れ、メダル獲得はならなかった。序盤から有効を取られるなど精彩を欠いた井上は3分4秒に起死回生の大内刈りをかけ、主審は井上に1本の判定。しかし副審から異議があり協議の結果、ミラリエフの大内返しで敗れた。
試合後、1時間ほどして報道陣の前に現れた井上は気持ちに整理をつけたのか、すっきりした表情で「こんな屈辱やつらさはかつて味わったことがない。これをプラスにしてはい上がっていこうと思う」と話した。
井上は4回戦でファンデルヒースト(オランダ)に4分48秒、背負い投げで1本取られ、五輪連覇の夢が消えた。1回戦はメキッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦し、序盤ややあわてたが、2分32秒に送り襟絞めで1本勝ち。2回戦はコバチ(ハンガリー)に苦しみ、効果のポイント差で優勢勝ち。3回戦はケリー(オーストラリア)に1分27秒、豪快な内またで1本勝ちしていた。
[2004/8/19/22:28]
写真=男子100キロ級4回戦でオランダのファンデルヘーストに敗れ、座り込む井上康生(共同)
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