女子ホッケー安田監督が勇退示唆
ホッケー女子日本代表の安田善治郎監督(58)は26日、アテネ五輪での8位が確定した後に「わたしの仕事は終わったんじゃないかと思う。現状のままでは監督を続けるのは難しい」と勇退を示唆した。同時に「北京五輪への道をつくりたいが、続けるには協会の支援態勢が必要」と続投と引き換えに男子偏重の強化方針を持つ日本協会の姿勢転換を強く迫っている。
安田氏は01年から代表を率い、今年3月の五輪最終予選で女子代表を初の五輪出場に導き、五輪1次リーグで2勝を挙げた。任期は来年3月末まで。
安田氏が監督を務める岐阜女商高は来春、各務原東高と統合され、男女共学になる予定。岐阜女商の女子ホッケー部は高校総体、高校選抜で何度も優勝している名門だが、安田氏は統合後の学校で男子ホッケーを指導することにも意欲をもっている。
[2004/8/26/22:27]
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