伊調馨金「姉が勇気くれた」/63キロ級
<レスリング>◇22日◇フリースタイル女子63キロ級1次リーグ
伊調馨(20=中京女大)が決勝でマクマン(米国)をポイント0−2から3ポイントを連取しての逆転で下し、姉の千春の雪辱となる金メダルを獲得した。
栄コーチに肩ぐるまされ、スタンドに手を振った。目が潤み、表彰式まで涙が止まらなかった。「姉の敗退で気持ちが乱れたが、勇気を出して攻めてこいと(姉に)言われ、冷静になった。姉が勇気をくれた。五輪のメダルは重みがあっていいですね」としみじみと語った。
中学時代まで伊調姉妹のコーチを務めた沢内和興さん(57)は馨選手の金を喜び「本当にすばらしい。(姉の)千春は負けてしまったが、もう1度五輪に出て借りを返せばいい。金に近い銀メダルだった」と語った。
同大レスリング部の杉山三郎部長は「伊調千春選手はじめ3人は世界の誰にも負けないぐらいに場数を踏んできた。みな頑張った」と話していた。
[2004/8/24/02:37]
写真=【レスリング女子63キロ級】獲得した金メダルにほおずりする伊調馨(共同)
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