中村、家族に支えられた銅メダル/競泳
<競泳>◇20日
200メートル背泳ぎで、2分9秒88の日本新をマークし銅メダルに輝いた中村礼子(22=日体大)が表彰台に上ると、スタンド上段から父の大きな声が聞こえた。右手を振ってにっこり。うれしくて笑みをこらえ切れなかった。
100メートル決勝前もこの日も、父悟さん(50)と母マリ子さん(50)は「あの子はいつも本番に弱いから。決勝に残れただけでも…」と口をそろえていた。しかし、新潟県能生町から駆け付けた祖父正治さん(78)は「礼子は2分10秒を切れる」と強気の発言をしていた。孫がいざ本当にやってのけると、感激のあまり言葉が出なかった。
中村はレース後、プール裏でマリ子さんにぎゅっと手を握り締められ、目を潤ませていた。
[2004/8/21/12:25]
写真=中村が銅メダルを決め、喜ぶ祖母の山田ヨシエさん(中央)と地元の人たち(共同)
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