英紙「ロンドン五輪立候補をやめるべき」
29日付の英紙インディペンデント・オン・サンデーは社説で、ロンドンは2012年夏季五輪の開催地立候補を取り下げるべきだと主張した。
社説は、マンチェスターやグラスゴー、ベルファスト(北アイルランド)など国内他都市で開催されるなら「素晴らしい」ことだが、ロンドンでは都市活性化の波及効果が首都に限られてしまうと指摘。
ロンドンは鉄道など交通網の整備も不十分とした上で、アテネ五輪の女子マラソンや1万メートルで途中棄権した英国のラドクリフのように「棄権すべきだ」と主張した。
同五輪にはニューヨーク、パリ、モスクワ、マドリードも立候補しており、来年7月にシンガポールで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会で決定される。(共同)
[2004/8/29/11:26]
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