シンガポール紙「日本が驚きの復活」
26日付のシンガポール紙ストレーツ・タイムズは運動面の1ページを割いて、シドニー五輪で金メダル5個と振るわなかった日本が、アテネでは「お家芸の柔道の活躍で、目標を上回る金メダル15個を獲得、驚きの復活を遂げた」と紹介した。谷亮子(28=トヨタ自動車)北島康介(21=東京SC)ら日本人の金・銀メダリストのうち15人を写真入りで伝えた。
同紙は、世界各国のメダル獲得順位で上位に躍り出た日本の活躍の要因は「多くの日本人記者が指摘するように、15個のうち9個を手にした女性選手の活躍にある」と指摘した。科学的分析を重視し、種目によってはコーチやサポート要員の人数が選手より多いことも伝えた。
勢いに乗った日本は、東京五輪の金メダル16個の記録を破る次の夢を狙ったが「野球チームがオーストラリアに驚きの敗北を喫したことで、夢の実現は不可能になったようだ」としている。
[2004/8/26/22:01]
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