「メダルよりピンバッジ」熱い争奪戦
日本選手大活躍のアテネ五輪では、競技場の外でも「あるもの」をめぐって熱い戦いが繰り広げられている。五輪ごとに出回るピンバッジだ。
飲料会社や自動車メーカーなど、五輪の企業スポンサーがイベントを張る「ウオータープラザ」には、スポンサーが配布したり、コレクターが持っていたりするピンバッジを目当てに「ピントレーダー」と呼ばれるマニアが連日訪れる。
1番人気は米国の飲料会社のパビリオン。88年のカルガリー冬季五輪以降、各五輪で約200種類のピンバッジの無料配布や販売のほか、コレクター同士の交換場所を提供している。アテネ五輪開幕直後のオープン時には1日約8000人だった入場者は、口コミで知れ渡り、今では約1万5000人に。
集め始めたばかりの子供から、国際的に活動する常連までさまざま。過去の五輪や非売品など、珍しいピンバッジを持つコレクターの周りには人だかりができ「これを15個あげるからそれをちょうだい」と盛んにやりとり。
友達2人と来たサキス・コンスタンデロス君(13)は、ピンバッジをいっぱい胸につけて歩く人を見て数日前から仲間入り。集まったのはまだ7個というが「北京にも行ってコレクションを続けたい」と、ピントレードのとりこになっていた。(共同)
[2004/8/26/12:12]
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