英首相ら五輪停戦宣言に署名、米は拒否
五輪開催に合わせてアテネを訪問したブレア英首相やクワシニエフスキ・ポーランド大統領を含む各国の指導者や王族ら20人が14日、五輪停戦の理念を推進する宣言に署名した。
AP電などによると、米五輪代表団を率いるブッシュ元大統領は署名に招待されながら断ったという。イラク戦争で米国に協力し部隊を派遣してきた英国とポーランドの両指導者は、イラク中部ナジャフなどで戦闘が続く中で署名したことになり、対応が分かれた。
クワシニエフスキ大統領は署名に際し「平和のために働かなければならないが、簡単でなく、世界のある地域では戦わなければならない」と記者らに述べ、イラク戦争そのものは正当化した。このほか署名したのはケーラー・ドイツ大統領、カラマンリス・ギリシャ首相、イリエスク・ルーマニア大統領ら。
五輪停戦は古代五輪の開催期間中に戦争を中止した故事に基づいており、宣言にはローマ法王ヨハネ・パウロ2世やアナン国連事務総長らが署名している。
[2004/8/15/13:30]
写真=14日、アテネで、五輪停戦の理念を推進する宣言に署名するブレア英首相(AP=共同)
|