| 紙面ニュース |
|
 |
 |
自称元司祭…襲撃犯人は乱入常習者
ギリシャの軽犯罪を担当する裁判所は30日、アテネ五輪男子マラソンでリマを襲った乱入男に執行猶予付きの禁固1年と罰金3000ユーロ(約40万5000円)の判決を言い渡した。男は調べに対して「キリストの再臨に備えて(リマ選手を)捕まえた」などと意味不明な供述をしているという。警察は「精神に重大な問題があるようだ」としている。
警察当局によると犯人は57歳のアイルランド出身の自称元司祭。昨年のF1英国GPでも今回と同じ緑のベレー帽と赤い巻きスカートでコース内に侵入。禁固2カ月の有罪判決を受けていた。さらにアテネ通信によると、テニスのウィンブルドン選手権でも同様の乱入事件を引き起こしたことがあるという。スポーツ界では有名な会場乱入の常習犯だった。
司祭として本も出版しているが、「新世界を語る」などと突拍子もない内容だという。自分の立場を利用して何も知らない一般人に異常な教義を布教するなど以前からトラブルメーカーで、10年以上も前から異常な言動が問題視されていた。すでにキリスト教からは破門処分を受け、95年から司祭としての活動も停止されていた。
[2004/8/31/09:06 紙面から]
|