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中国、大逆転金メダル/女子バレー
<アテネ五輪:女子バレーボール>◇28日◇決勝
奇跡の逆転劇だった。バレーボール女子の決勝は中国が3−2でロシアを下し、20年ぶり2度目の五輪の頂点に立った。いきなりロシアに2セットを奪われる苦しい展開。そこから底力をみせた。第4セットには21−23とあと2点まで追い込まれた。そのピンチを乗り切ると最終セットは15−12。2時間19分の大熱戦を制した。
「とにかく勝つことだけを考えた。これまでで最高のプレーができた」。最優秀選手に選ばれた主将の馮坤は涙を流した。「鳥が飛んでいる」と称される中国のコンビバレーと、平均身長約191センチのロシアの高さが壮絶な空中戦を繰り広げた。中国はリードされても慌てない。「気にするな。いいプレーをしているし、負けたわけじゃない」。陳忠和ヘッドコーチは最後まで冷静だった。
197センチのエース趙蕊蕊を故障で欠いた。予選リーグではキューバに敗れた。苦しかった。そのキューバにも準決勝でフルセットで雪辱した。次回08年の北京五輪に向けて、最高の土台ができ上がった。先発6人の平均年齢は約24歳。馮主将は「4年後は地元。誰もが期待しているメダルをまた取りたい」と自信を見せる。中国バレーの黄金時代が幕を開けた。
[2004/8/30/09:25 紙面から]
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