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井村ヘッドが辞任へ/シンクロ
<アテネ五輪:シンクロナイズドスイミング>◇27日◇チーム・決勝フリールーティン
日本が2大会連続の銀メダルを獲得した。27日のチーム決勝フリールーティン(FR)で武士道をテーマにした演技を披露。前半のテクニカルルーティン(TR)2位からの逆転を狙ったが、逆に首位ロシアに差を広げられて完敗した。試合後には、長く日本のシンクロを支えた井村雅代ヘッドコーチ(54)が辞任を示唆。デュエット銀メダルの立花、武田も今大会限りで一線を退く見込みで、日本のシンクロ界は新しい時代に突入することになる。
刀を抜くポーズで飛び込んだ選手たちは、水の中でサムライになった。激しい足技で合戦をイメージ。豪快なリフトも4回決めた。「ここまで積み上げてきたものを出せた」と武田。井村ヘッドも「精いっぱい戦った。よく泳いだね」と話した。ロシアの力は圧倒的だった。10人の審判のうち7人が10点満点。「今日のロシアは本物だった」と井村ヘッドも完敗を認めた。
「1つのピリオド。今後(日本の強化に)どういう形でかかわっていくか考えたい」。教え子の立花、武田とともに、一線を退くことを示唆した。78年に代表コーチに就任し、以来26年間で6度の五輪を経験。1度も金はとれなかったが、常にメダルをとり続ける安定感は抜群だった。エースとコーチが去る日本シンクロ界。北京大会への準備は、すぐに始まる。
[2004/8/29/09:23 紙面から]
写真=応援に来た井上(後列右から3人目)らとともに銀メダルを手に笑顔を見せる日本チーム(撮影・野上伸悟)
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