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ブーイングで採点修正の体操審判が口開く
観客のブーイングで採点が“上方修正”され物議をかもしたアテネ五輪男子体操種目別で、採点を上げた当事者がついに口を開いた。
真相を話したのは、93年以来審判歴11年のカナダの審判クリス・グラボウェッキー氏。男子体操種目別鉄棒で、ネモフ(ロシア)の演技の得点が低いとして観客が大ブーイング。審判団が協議して2人の審判が得点を上げたが、そのうちの1人が同氏だった。「あの時のプレッシャーは何と言えばいいか分からない。観客は、ほとんど理性を失っていた」。その状況で点数を上方修正したのは「審判委員長のストイカ氏が私を呼び、採点を上げるよう強く促した」のが理由、とした。
同氏は「どんな採点競技でも、観客に左右されるのはよくない。今回は、不適当だったと思う」とも話した。上方修正を指示したとされるストイカ氏は「審判も人間。ミスはある」と話している。
[2004/8/28/09:33 紙面から]
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