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一極集中終えん!塗り替わるメダル地図

 世界のメダル地図が、塗り変わっている。26日のテコンドー女子49キロ級で、陳詩欣(25)が台湾に夏冬通じて初の金メダルをもたらした。1932年の五輪初参加以来、72年かけての悲願達成だった。台湾以外にも、今大会で「初金」を獲得した国が5カ国。競技別でも、多くの国が「同競技初の金」を達成している。メダルの一極集中傾向にあった五輪で、台頭する新興勢力。金メダルのチャンスは、すべての参加国に平等にある。

 70年以上、待った。試合終了と同時に、陳は右の拳を突き上げ、叫んだ。32年の五輪初参加以来、銀4、銅6の台湾が待ち望んだ夏冬通じて初めての金メダル。「初めての金ということは分かっていた。誇りに思う」。陳の直後には、男子58キロ級で朱も優勝。72年間破れなかったカベを突破し、いきなり2人の金メダリストが誕生した。

 台湾だけではない。今大会、悲願の「初金」に沸く国が続出している。初めて金メダルを獲得したのは6カ国。競技別でも水泳男子400メートルリレーの南アフリカ、柔道の地元ギリシャのイリアディスら伏兵と思われた国の選手が勝った。

 これまでは、各競技に圧倒的に強い国があった。しかし、情報戦略が進み、高い技術やトレーニング法がすぐに世界中へ伝わるようになった。その競技の先進国で練習し、五輪は母国から出場する選手も増えた。象徴的だったのは、日本が団体総合で優勝した体操男子。個人総合、種目別を含め8個の金が、8カ国に分散された。どの国にも金メダルのチャンスはある。

 一方で大国の米国、ロシアは低迷している。96年44個、00年40個の金を獲得した米国は今大会、26日までで28個止まり。00年32個で2位のロシアはまだ15個で4位に落ちている。大国が低迷し、新興勢力が台頭している。大会14日目までで、金メダルを獲得したのは53カ国。過去最多だった96年アトランタ大会に並んだ。この勢いなら、記録が塗り替わる可能性は高い。

 一極集中の時代は終わった。金メダリストは母国に戻ってスポーツ振興の種をまき、さらにスポーツの力を伸ばす。塗り替わる世界メダル地図。108年目の原点回帰を機に、五輪も2強時代から新たな時代に突入しようとしている。

[2004/8/28/09:33 紙面から]



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