| 紙面ニュース |
|
 |
 |
アルゼンチン圧勝!金王手/男子サッカー
<五輪男子サッカー:アルゼンチン3−0イタリア>◇準決勝◇24日◇アテネ、カライスカキ・スタジアム
五輪サッカー男子準決勝は24日に行われ、第1試合ではアルゼンチンが28日の決勝(アテネ)進出を決めた。前半16分、FWテベス(20)が今大会7得点目となるボレーで先制すると、後半24分にはL・ゴンサレス(23)同39分にはM・ゴンサレス(23)が追加点。欧州王者イタリアに3−0と圧勝し、サッカーでは初の金メダルへ王手をかけた。
マラドーナの後継者といわれるFWテベスが、イタリアゴールをこじ開けた。前半16分、相手DFのクリアボールをジャンプ一番、右足ボレー。強烈なシュートがゴール左へ突き刺さった。「僕たちはいいチームだし、金メダルを獲得できると思う」。背番号「10」を奪った若きエースが、今大会7点目となる先制点を奪った。
金メダル獲得はアルゼンチンの悲願だ。28年アムステルダム大会、96年アトランタ大会はいずれも銀メダルに終わっている。8年前アトランタ大会では2度リードしながら、ナイジェリアに2−3と逆転負け。オフサイドともとれる微妙なプレーから決勝点を許して涙をのんでいる。
そのときの唯一のメンバーDFアジャラは「金メダルを持ち帰ってくれ。それ以外、何もいらない」と周囲から大きな期待をかけられていた。もちろん、国民の期待も大きい。アルゼンチンは52年ヘルシンキ大会ボート競技で獲得してから、夏、冬を通じて五輪から金メダルを持ち帰っていない。イタリアとの準決勝は、事実上の決勝ともいわれていた。下馬評はアルゼンチンが圧倒。ビエルサ監督は「我々が集中して戦えば勝てる」と選手に言い聞かせた。
後半24分にはL・ゴンサレスが、同39分にはM・ゴンサレスが追加点を奪う。終盤の反撃もDFアジャラを中心にしのいで、セリエAの開幕を遅らせてまで五輪の金メダルを狙ってきた欧州王者を粉砕。圧倒的な強さで、悲願達成まであと1勝とした。
[2004/8/25/08:47 紙面から]
|