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お家芸レスリング、女子で復活

 「お家芸」と言われた日本のレスリングが、五輪の大舞台で再び光を放った。4階級すべてで準決勝に残り、金メダル2個、銀メダル1個、銅メダル1個。世界に先駆けて女子の強化に取り組み、粘り強く五輪での実施を訴えてきた努力が実った。かつて世界で敵なしを誇った男子に代わって、女子が世界を制した。

 日本レスリング界が待ち望んでいた日だった。五輪の金メダル獲得は88年ソウル大会の佐藤満、小林孝至以来。16年ぶりにレスリング会場に流れる君が代を、日本選手団の総監督を務める日本協会の福田富昭会長は伊調馨へ花束を渡すプレゼンターとして心地よさそうに聴いた。

 「いずれ女子の時代が来る」。福田氏の呼びかけで日本協会の中に女子部が誕生したのは、ロス五輪直後の84年12月、ちょうど20年前だった。柔道など格闘技の選手をスカウトし、自らの自宅に住まわせて強化した。当時、女子レスリングをやっていた国は欧州などごく一部。87年に全日本選手権を発足、同年の第1回世界選手権に出場したが、最重量級の参加選手は世界中で2人だけだった。

 企業を回ってスポンサーを募り、大学を回って女子選手育成を頼んだ。女子プロレスのリングに上がってPRもした。91年には、自費で新潟県十日町市の山中に「桜花道場」を建設。選手強化のために、環境を整えた。世界選手権で獲得した金メダルは41個。2位フランスの20個を引き離し、他の国を圧倒している。

 97年に女子種目の五輪採用を働きかけたのも日本だった。粘り強いロビー活動が実って、01年にはアテネでの実施が決定。かつての世界王者が、本気で女子強化に取り組んだのは「再び日本レスリングの強さを世界に見せたい」からだ。

 ただし、喜んでばかりもいられない。五輪競技となって、各国の追撃も激しくなる。「今回はいいが、次は大変。もっと、もっと強化に力を入れないと」と気持ちを引き締める。女子で復活した「お家芸」。もう、低迷は許されない。

[2004/8/24/09:52 紙面から]



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