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鹿島、自慢の足がこすった/男子体操

あん馬で銅メダルを獲得した鹿島丈博の演技(共同)

<アテネ五輪:体操>◇22日◇男子種目別決勝

 体操の男子種目別のあん馬で、鹿島丈博(24=セントラルスポーツ)が9・787点で銅メダルを獲得した。昨年世界選手権に続く金メダルを狙ったが、大事なところでミスが出て悲願だった「世界2冠」はならなかった。今大会では男子団体総合の金に続く2つ目のメダル。日本体操勢の個人種目メダルは、92年バルセロナ大会の池谷幸雄(ゆか=銀)松永政行(平行棒=銅)以来12年ぶりだった。

 わずか数ミリの足の位置で、金メダルを逃した。股下86センチで体の半分以上が足の鹿島は、世界一美しいといわれる旋回を披露した。小学生時代から1000回の練習で鍛えた美しい演技。観衆からも大きな拍手が起こる。だが、本人は気づいていた。約40秒の演技の中、普段は出ないようなミスがあった。長い足が演技の最初と最後に2度、取っ手にこすっていた。

 重圧があった。出番直前にウルジカ(ルーマニア)が9・825の高得点を出した。もうミスはできない。「集中しないとだめ。自分の演技のことだけを考えた」。だが、過度の意識が精密機械のような動きに異変をきたす。最後にノーミスで演技した滕海浜(中国)にも逆転されてしまった。

 「夢だった五輪の舞台で演技できたのはうれしい」。悔しさを押し隠しながら言った。3歳から大阪のマック体操クラブの鉄棒に上がって、懸垂、逆上がりをこなした。大阪・昭和中3年時に日本選手権で史上初の中学生V。同クラブで教えた城間晃氏は「中学3年で日本一なんて、もう一生出てこない」と話した。

 昨年世界選手権のあん馬を制し、現役世界王者として臨んだアテネ。世界の頂点を狙っていただけに、日本勢としては12年ぶりの個人種目メダルも、素直には喜べない。団体総合金メダルの快挙で、得意の種目別あん馬の前に、張りつめたものが薄れたのは事実。「滕はミスがなかった。減点もない。ウルジカも完ぺきな演技だった」。極限の集中力を持って、本気で勝ちに行かないと金メダルは取れない。金と銅の2つのメダル。歓喜と悔しさをともに味わった鹿島は、北京で再び世界の頂点に挑む。【田口潤】

[2004/8/24/09:52 紙面から]

写真=あん馬で銅メダルを獲得した鹿島丈博の演技(共同)



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