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エナン・アーデン復活の金/女子テニス

<アテネ五輪:テニス>◇21日◇女子シングルス決勝

 女子テニスで、世界1位のジュスティーヌ・エナン・アーデン(22=ベルギー)が、病魔から復活し五輪初出場で金メダルを獲得した。決勝で同2位のアメリ・モレスモ(25=フランス)と対戦し、6−3、6−3のストレート勝ち。5月の全仏以降、ウイルス性疾患で長期休養を余儀なくされたが、復帰戦を金メダルで飾った。女子ダブルスの杉山愛(29=ワコール)浅越しのぶ(28=NEC)組は3位決定戦で敗れ、日本テニス84年ぶりのメダルを逃した。

 金メダルとともに、エナン・アーデンに自信の笑顔が戻った。約3カ月弱の闘病生活からの復帰戦がアテネ五輪の大舞台。出場すら迷った末の金メダルに「最高の気分。まだ実感さえわかない」と、感激に浸った。モレスモ相手にわずか78分のストレート勝ちは、女王の完全復活宣言だった。

 思いがけない金メダルだった。低血糖症とウイルス性疾患で、体がだるく力が入らない時期が続いた。今年1月の全豪で優勝し、88年グラフ以来の年間4大大会完全制覇も視野に入った。その矢先の病魔に、ショックも大きかった。

 4月から出場したのは、わずか2大会だけ。昨年、4大大会初優勝を遂げた得意の全仏では2回戦で敗れた。アテネでの期待などしていなかった。「1カ月前には、ここにいられるかどうかも分からなかった」。30日から始まる全米の前哨戦として気楽な気持ちで挑んだ。

 余分なプレッシャーもなかった。それが復活劇に結び付いた。ベスト4まで1セットも落とさず勝ち上がった。メダルをかけた全仏優勝者ミスキナとの準決勝は、2時間44分の死闘を勝ち抜いた。最終セット2−5からの大逆転で、完全復調をアピールした。

 決勝もハードヒットが圧倒した。モレスモとは過去対戦成績2勝3敗。決して得意とする相手ではなかった。しかし、1度もブレークポイントを与えない完勝に「攻撃的にプレーできた」と闘志あふれるプレーで、金メダルをもぎ取った。

 テニスは4大大会が最高峰で、五輪はそれに次ぐ大会として位置づけられる。エナン・アーデンにとっても、大会前は同じだった。しかし今は違う。「子どものころは4大大会だけが夢だった。でも、みんなが五輪を目指す気持ちが分かった」。エナン・アーデンのテニス人生に、4大大会とは違った勲章が加わった。

[2004/8/23/08:54 紙面から]



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