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野口に有利?マラソン軟らかアスファルト
アテネの突貫工事は、野口みずき(26=グローバリー)の味方だった。メダル獲得を狙う女子マラソン代表3選手が20日、アテネ市内で記者会見した。野口はサンモリッツ合宿後、18日に現地入りし、完成したばかりのコースを試走。待っていたのは吉報だった。藤田監督は「道路ができたばかりでアスファルトが軟らかい。野口には向いてるでぇ」と関西弁で歓迎した。
野口の特徴は全身のバネを使ったストライド走法。スピードは出るが、歩幅が小さなピッチ走法に比べて足への負担が大きく、大理石の混じったギリシャの硬いアスファルトは不利と言われていた。実際、6月の試走では「予想以上に足にくる」と話していた。ところが、世界中をやきもきさせた五輪工事の遅れが、野口には味方した。
2時間21分18秒は、女王高橋尚子に続く日本歴代2位の記録。今大会でも日本のエースとして期待される。ライバルは世界記録保持者のラドクリフ(英国)とヌデレバ、オカヨのケニア勢。「様子をみて、タイミングをみながらついて行きたい」。どこでスパートするか、胸に秘めた作戦を明かすことはなかった。日本勢V2はなるか。運命の号砲は22日(日本時間23日午前0時)に迫った。
[2004/8/21/09:23 紙面から]
写真=記者会見後、手を合わせ記念撮影に納まる、左から野口みずき、土佐礼子、坂本直子の女子マラソン陣(撮影・山口晃)
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