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重量挙げギリシャ選手「銅」剥奪か
アテネ五輪で重量挙げが続けざまのスキャンダルに見舞われた。男子62キロ級3位のレオニダス・サバニス(ギリシャ)がドーピング検査で陽性反応を示したと、アテネ通信が20日、報じた。Bサンプルも陽性なら違反が確定し、今大会のメダル剥奪第1号になる。
19日には、競技前の薬物検査で5人が陽性反応を示して資格停止になったと、国際重量挙げ連盟(IWF)が発表したばかりだった。IWFは加えて、インド女子選手の利尿剤使用が発覚したとも明かした。今大会の重量挙げ選手による薬物使用発覚は、これで8人になった。
IWFは年間予算の約3割をドーピング対策に投じている。不正一掃を目指すことで競技の威厳を守ろうとする態度を、IOCも「連盟の努力を称賛する」と評価する。一方で、00年シドニー五輪でも筋肉増強剤使用で複数選手が摘発されており、組織的な薬物使用は後を絶たない。
さらにこの日、男子重量挙げのズアキ(モロッコ)が選手村に戻っていないことが分かった。1人はドーピング違反、もう1人は失踪(しっそう)という事態に、モロッコのウザン・コーチは「もしかしたら彼は不法滞在者になったのかもしれない」とあきれ顔。1896年の第1回大会から実施されている伝統競技が、揺れに揺れている。
[2004/8/21/09:21 紙面から]
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