| 紙面ニュース |
|
 |
 |
長嶋監督コメント「私の悲願1つ叶った」
<日本代表長嶋監督のコメント>
◆キューバ戦前
キューバ戦というのは、実は特別な思い入れがあります。今から23年前、私が浪人時代、キューバ政府の招待でキューバ野球を目の当たりにした時、ショックを受けました。日本人にはまねの出来ないリズム感、しなやかさ、パワー、スピード、どれを取っても超一級品だ。この時、私はもし日本人のベストプレーヤーがキューバと戦ったらどうなるのか、考えさせられたものです。キューバ野球を倒すことは私の悲願になりました。君たちと同じ気持ちで戦いを見届けます。
◆キューバ戦勝利後
何と言っても、松坂君のアクシデントに負けない鬼気迫るピッチングに尽きるでしょう。もう1度、戦うであろうキューバにプレッシャーをかけられたことは事実です。しかし、キューバの9回の攻撃を見ても分かるように、スキを見せると畳み込む野球をするのがキューバです。
予選とはいえ、私の悲願が1つかなった思いがしてとてもうれしい。ただ、戦いは始まったばかりで、戦いはまだまだ続く。これからも日本野球の技術の高さを世界に示して行って下さい。本当に良かった。おめでとう。
◆豪州戦敗戦後
何か最初から流れが日本になかったような気がする。キューバより格下相手のオーストラリアに負けた。しかし、これもまた野球なのだ。野球の神様はチャンスを公平に両チームに分け与える。今日は日本がチャンスをつかみそこねただけだ。
私は、今日の敗戦をあまり悲観的に見ていない。むしろ楽観的に見ている。決勝トーナメントまでのために、悪い部分が出たと思えばいい。明日は試合がない。各自リフレッシュに努めてください。
今日のことは一切、反省しないように。忘れてください。そして、明後日は全員が真っ白な気持ちでグラウンドに立てるようにしてください。次があります。何度も言うように、今日のことは反省しないように。明後日真っ白な気持ちでグラウンドに立つことの方が重要です。
[2004/8/19/08:37 紙面から]
|