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長嶋ジャパン完敗、豪州に9失点/野球

ガッツポーズするウィリアムス(右)を、ぼう然と見つめる日本ナイン(撮影・栗山尚久)

<アテネ五輪野球:豪州9−4日本>◇18日◇1次リーグ

 長嶋ジャパンが、足元をすくわれた。格下とみられたオーストラリアに4−9で敗れ、初戦からの連勝が3で止まった。先発のロッテ清水直が4回に突如つかまると、勢いを止められない。救援投手の準備が遅れて後手に回り、5投手を繰り出すも9失点を喫した。攻めても2点を追った7回、無死一、二塁で巨人高橋由が送りバントを失敗。「つなぐ野球」が機能しなかった。終盤は阪神ウィリアムスに抑え込まれた。西武松坂の力投で強敵キューバを破った翌日に、まさかの黒星。好調カナダ、台湾との対戦が残っており、立て直す機会とする。

 大野投手コーチが、慌ててベンチを出た。1点リードで迎えた7回表。3番手の三浦が4連打を浴びて同点に追い付かれた。なおも無死満塁。ブルペンでは左腕石井が急いで投球練習をしている。ベンチでは高木コーチがブルペンと電話で話していた。中畑ヘッドコーチ(監督代行)はベンチを出たり入ったりと落ち着かない。相手チーム、球審に進行を促されながらも石井の肩づくりに時間を稼いでいた。

 マウンドに上がった石井の投球練習が終わりそうになると、今度は一塁の小笠原を金子に代えた。懸命の時間稼ぎ。だが、それはバタバタとした動きにしか見えなかった。必要以上に劣勢を感じさせ、相手には優越感を与えていたかもしれない。

 石井は3球目を中前へはじき返され、勝ち越しを許した。8回にも安藤が3点を奪われ敗戦が決まった。この日は各球団の主力が集まるチームの欠点が出てしまった。

 中畑ヘッド「戸惑いはなかったと言いたいが、急に点の取り合いになって対応しきれなかった。投手に迷惑をかけた。ちょっと読みが外れているな。もっと早く準備しないといけない」。

 大野コーチ「継投が遅れたかなという感じはある。三浦は誤算だった…」。

 5回に福留の3ランで逆転し、6回から三浦を投入。この回は3人でピシャリ。横浜のエースの好投に、首脳陣はロングリリーフを期待した。次の回に4連打を浴びるとは予想していなかった。信頼感が準備の遅れにつながった。ブルペンにコーチが不在の状況もある。16日のオランダ戦でも2死満塁になってから岩隈を代えるなど、継投が遅くなる傾向はあった。エースが集うプラス面は多いが、こうしたマイナス面もある。

 さらに攻撃でも1点を追う7回裏無死一、二塁から、高橋由が犠打を失敗して無得点に終わった。イタリア・パルマで行ったセリエA選抜との練習試合で、中村が犠打を決めた。「フォア・ザ・フラッグ」の下で一致団結する象徴でもある。だが、一方でこうした小技に慣れていない選手も多いという面もある。攻守で悪い部分が出てしまった。

 ただ、キューバに勝っているため、まだ予選を1位で通過する可能性は残っている。気落ちしている暇などない。中畑ヘッドは「反省するところは反省したい。明日は試合がなく、いい気分転換になる。力負けを認めて、切り替えていきたい」。ブルペンの準備など細かい部分をチェックし直す、いい機会かもしれない。今後の戦い方次第では、意味ある1敗にもなる。【飯島智則】

[2004/8/19/09:13 紙面から]

写真=ガッツポーズするウィリアムス(右)を、ぼう然と見つめる日本ナイン(撮影・栗山尚久)



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