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初勝利も米ドリーム目覚めず/男子バスケ
<アテネ五輪男子バスケットボール:米国77−71ギリシャ>◇17日◇1次リーグ
初戦黒星で権威失墜の男子バスケット米国代表が、1次リーグ2戦目でからくも初勝利を挙げた。相手は地元のギリシャ。会場の大ブーイングの中、初戦で右手親指を骨折したアレン・アイバーソン(29)がチーム最多17得点と活躍し、77−71で振り切った。だが、余裕なし、笑顔なし、華麗なプレーなしの試合展開には、かつて「ドリームチーム」と呼ばれた名声の面影もなし。世界ランク12位に一時は1点差まで詰め寄られての辛勝は、今後も厳しい戦いが続くことを予感させるに十分だった。
悩みも尽きない。相変わらず入らないシュートは、この試合でも野投成功率わずか40%。3点シュートは21本中4本、32本あったフリースローに至っては19本しか入らない。平均身長の低さが致命傷になり、オフェンスリバウンドは取れず、第4クオーター途中にはセンターに入ったダンカンがファウルアウト。ギリシャの選手には「試合中は本気で勝てると何度も思った」と言われ、ブラウン監督までが「信じようが信じまいが勝手だが、シュートはいつか入るようになる」とヤケ気味に言い放った。
さらに初戦でチーム2番目、この試合ではチーム最長出場時間の大黒柱アイバーソンが古傷の右手親指を骨折したことで、不安はさらに増幅する。もはや米国内ではドリームチームと呼ばれていない今回の米国代表。「最後の一瞬まで気が抜けなかった」。薄氷の勝利を振り返って言ったオドムの言葉は、アテネ五輪が終わるまで12人の男たちに重くのしかかり続ける。
[2004/8/19/08:34 紙面から]
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