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愛ちゃんバルセロナ銀を撃破/卓球

<卓球>◇17日◇女子シングルス3回戦

 「愛ちゃん」が快進撃を始めた。日本選手団最年少、卓球女子シングルス代表の福原愛(15=青森山田)が、3回戦で世界ランク12位のガオ・ジュン(35=米国)に4−0とストレート勝ちし、ベスト16進出を決めた。格上相手にもひるまず、強烈なバックを打ち込んで、25分で20歳年上の強豪を圧倒した。次戦は18日、8強進出をかけて世界ランク6位の金暻娥(韓国)と激突する。

 最後も強烈なバックだった。「ヤッターッ」。福原の高い声が響いた。予想を覆す4−0の圧勝。世界ランク27位の福原が、35歳のベテランで、バルセロナ五輪ダブルス銀メダリストで、世界ランク12位のガオを子供扱いにした。五輪ベスト16進出の合図は、左手でつくった小さなガッツポーズだ。歯が震え、格下相手に大苦戦した初戦(15日)とは正反対だった。「格上なので自分から攻めようと思った。緊張は…、ウーン、今日はちょっとだけ」。やはりただ者ではなかった。

 いよいよ愛ちゃんの快進撃が始まった。大舞台に強く、大物食いは得意分野のひとつだ。西村監督が「平成の美空ひばり。あいつは魔女」と評する集中力は、時に実力以上のパワーを発揮する。昨年の世界選手権(パリ)もそうだった。初出場であれよあれよの8強進出。それでも、3セット先取後に、必ず1セットを奪い返されていた。今回はそのスキすら与えなかった。進化は止まらない。

 愛くるしい顔に似合わぬプロ根性の持ち主だ。「戦術的なことは答えられません」。取材ゾーンでも“企業秘密”を明かすことはなかった。関係者によれば、勝負どころで使う得意技「王子サーブ」の取材にもかん口令が敷かれている。この日は相手の弱点がフォアと見抜くと徹底的に狙い澄ました。勝負にかける執念は、とても15歳とは思えなかった。

 今日18日の相手は世界6位の金。世界一のカットマンだ。同じ会場で行われた1月のプレ五輪では、1時間20分の死闘の末3−4で敗れた相手。福原は「勝ちにいきたいけど、自信は持ちすぎないようにして」と謙虚に答えた。一方、父武彦さんは「今日は顔つきも違った。精神的にも成長してるよ」と期待を込める。首から下げた五輪観戦チケットは、すでに決勝戦(22日)まで購入済みだった。【牧野真治】

[2004/8/18/08:31 紙面から]



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