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森田が銅、北島効果だ/競泳

男子100メートル背泳ぎで3位になりガッツポーズする森田(撮影・野上伸悟)

<競泳>◇16日

 大地2世が誕生した。男子100メートル背泳ぎで、森田智己(19=日大)が銅メダルを獲得した。3コースから出場した森田は、日本記録(54秒40)保持者の確かな技術と意地で3位でゴールした。男子同種目では、88年ソウル五輪金メダリストとなった鈴木大地(現順大監督)以来16年ぶりのメダル獲得。あこがれの鈴木大地を指導した鈴木陽二コーチ(54)に弟子入りしていた森田が、アテネで正真正銘の「大地2世」となった。

 森田がメダルを手にした。「スーパー頑張る」と決意していた19歳が、アテネで輝いた。鈴木大地が88年ソウル五輪で金メダルを獲得して以来、16年ぶりに日本背泳ぎでメダリストが誕生。シドニー王者クレーゼルバーグ、世界選手権王者ピアソル(ともに米国)らに名前負けしない健闘だった。

 勢いは本物だった。15日の予選はトップ通過していた。54秒41。自身の持つ日本記録に0秒01差の好タイムを出した。後半50メートルは27秒68で、クレーゼルバーグが持つ世界記録の後半27秒63に迫るタイムだった。「準決勝、決勝が本当の勝負になりますからね」。同日に行われた準決勝では、54秒62と3位のタイムでファイナリストになった。それから24時間後、森田は表彰台の上にいた。

 目標は鈴木大地だった。東北高を卒業した昨春、日大に進学した。同時にソウル五輪優勝の鈴木大地を育てた、セントラルスポーツの鈴木陽二コーチに「オレを世界一にしてください」と弟子入りした。「東京に来てすべてが変わった。鈴木コーチが常に世界を意識させてくれた」。3歳だった森田の記憶には直接残ってはいないが、ソウルのヒーロー・大地に近づくための環境は整えられた。

 弟子入り直後から、かきの水のキャッチ、ターンの技術が進歩した。距離感をしっかり体で覚え、後方を振り返ることなく、鋭く速くターンする。ゴールタッチでこの1年間に2度も手を骨折したが、恐怖心を断ち切った。「大地もターンがうまかったが、森田は世界トップレベル」(日本水連・河合競泳委員)にまでなった。

 鈴木コーチに「日本人は技術を磨かないと勝てない」と指摘された。身長169センチの森田は、体格負けしないため筋力トレを欠かさず、鈴木大地のビデオも繰り返し見た。7月には標高2130メートルの米フラグスタッフで高地合宿。後半勝負のための持久力を身につけた。開幕前には「命を捨てる覚悟で力を出し切る」と宣言。兄貴分の北島が金メダルを獲得し、勇気づけられた。奇抜な髪型、耳にはピアスといった現代っ子が、メダルを獲得したことで、さらに進化を遂げるはずだ。

[2004/8/17/09:13 紙面から]

写真=男子100メートル背泳ぎで3位になりガッツポーズする森田(撮影・野上伸悟)



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