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山本ジャパン屈辱…早すぎる終戦

<アテネ五輪男子サッカー:イタリア3−2日本>◇15日◇1次リーグB組◇ギリシャ・ボロス

 日本五輪代表が1次リーグで敗れ去った。欧州王者イタリアに2−3で敗れ、初戦のパラグアイ戦に続く黒星で勝ち点0。18日のガーナ戦を残したまま決勝トーナメント、ベスト8進出の道を断たれた。出場16カ国の中でも十分な準備期間を取りながら、最後まで戦い方を確立できず、約2年の山本ジャパンは終戦を迎えた。

 むなしさが漂った。激戦から一夜明けた16日、主力は休養し、先発しなかったFW平山ら6人だけがガーナ戦(18日)に向けて練習を再開した。ギリシャ入りして、初めて雨が降った。次戦は消化試合にすぎない。2年かけて追い続けた「アテネ五輪の表彰台」という夢は、2連敗で消えた。

 前半3、8分に連続で失点した。21分にMF阿部が直接FKを決めるも、36分にはFWジラルディーノに3点目を決められた。後半、FW田中を投入し、反撃を試みた。ボールは回り、キープ率は上回った。シュート数はイタリアの倍以上の16本。それもリードを保ちながら時間を使う、伝統国の戦術だった。終了間際、FW高松のヘディングシュートで追い上げるのが、精いっぱいだった。

 冷静なはずの小野は主審に抗議し、イエローカードを受けた。後半ロスタイムには、大久保、今野が相次いで警告された。選手たちの混乱ぶりが、行動に表れた。試合後、高松、茂庭はピッチに倒れ込み、大久保、闘莉王らは号泣した。

 山本監督は言った。「戦う姿勢を見せてくれた選手に感謝したい。ペナルティーエリア内での質を改善しないと世界では戦えない」。それ以前に、戦術も定まらなかった。先発布陣で採用した4バックは、約1年ぶり3度目。イタリア対策とはいえ、自分たちの戦い方を貫けなかった。

 02年7月末に山本監督が就任してから、五輪前までに費やした国際試合は41回。合宿期間、試合数、予算は五輪出場国の中で最大規模だった。不調のFW平山は、この日はずっとベンチ。主将のDF那須はパラグアイ戦でミスを犯し、スタメンから外れた。直前で次々と誤算が生じた。

 山本監督は「イタリアはオーバーエージがピッチに3人立ち、セリエAの開幕を遅らせていた。周りを取り囲む戦いで、残念ながら少し悔いが残った」と話した。ドクターストップでFW高原を呼べなかった悔しさをほのめかした。

 日本の五輪史上、1次リーグ最終戦を待たずして敗退が決まるのは初めて。それでも、ガーナ戦は戦わなくてはいけない。かねて掲げてきた「アテネ経由ドイツ行き」。敗退した今、戦う意義を見いだせるかはそれぞれにかかっている。【佐々木一郎】

[2004/8/17/08:15 紙面から]



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