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山本ジャパン終わった…/男子サッカー

前半5分、高松はペナルティーエリア内でフェラーリに倒されるがPKは得られず(撮影・鹿野芳博)

<アテネ五輪男子サッカー:イタリア3−2日本>◇15日◇1次リーグB組◇ギリシャ・ボロス

 36年ぶりの表彰台を狙った山本ジャパンが、1次リーグで散った。初戦黒星で後がなくなっていた日本が、2−3で欧州王者イタリアに敗れた。1年ぶりの4バックで臨んだが守備が崩壊し、MFデロッシに先制されるとFWジラルディーノに2ゴールを許し前半だけで3失点。MF阿部勇樹(22=市原)のFKなどで2点を奪ったが、及ばなかった。日本は2連敗で、18日の最終ガーナ戦(ボロス)を残して1次リーグ敗退が決まった。

 後がない日本には、ショッキングな幕開けだった。前半3分、警戒していたサイドをイタリアに突破された。右の深い位置からMFスクッリにクロスを入れられ、中央で待っていたMFデロッシに左足オーバーヘッドで豪快に蹴り込まれた。GK曽ケ端が一歩も動けないほどの鮮やかなゴール。ショックから立ち直れないまま、5分後にも縦パスからDF茂庭が振り切られ、FWジラルディーノに2点目を奪われた。

 初戦のパラグアイ戦は守備の乱れから山本ジャパン初の4失点を喫し、黒星スタートとなった。強豪イタリアに対して、山本昌邦監督(46)は賭けに出た。「サイドの攻防になる」と、自身就任後の国際試合43戦目で3度目となる4バックを採用した。最近は練習でも試していない1年ぶりとなるフォーメーション。攻撃時に両サイドが上がって3トップになるイタリア対策の布陣だったが、U−21(21歳以下)欧州選手権を制したイタリアの攻撃は止められなかった。

 前半19分に早くも徳永に代えて那須を投入。2分後にMF阿部が、ゴール正面左からイタリアのカベ5人を越えて直接ゴールに突き刺すFKを決めて1点差に迫った。しかし、同36分にはまたしても日本の右サイドを突破され、ジラルディーノにヘディングで3点目を決められた。

 再び2点のビハインド。それでもあきらめるわけにはいかない。イタリアに勝つため、攻撃面ではこれまで練習してきたサッカーを再び徹底した。ボールと人が連動しながら素早いダイレクトパスで相手ゴールに迫るイメージ。山本監督は「(パラグアイ戦の)3得点はPKも含めていずれも10秒以内のゴールだった。やっていることは間違いない。3得点のシーンをビデオにして見せた」。選手たちの攻撃に対するイメージを高め、堅守のイタリアに立ち向かった。

 最後まであきらめることなくイタリアゴールに迫った。後半開始早々にはMF松井がDF裏へ抜け出し、GKと1対1になるなど何度も見せ場をつくった。後半ロスタイムには高松のヘッドで1点差に迫った。だが、前半の3失点が重くのしかかって敗れた。2試合で計7失点と守備が崩壊して、五輪では初めて最終戦を残して1次リーグ敗退が決まった。「アテネ経由でドイツ」を標ぼうし、表彰台を目指して駆け抜けてきた山本ジャパンの2年間。実力を発揮できないまま、目標とした6試合の半分でアテネの大舞台を去ることになった。

[2004/8/16/09:32 紙面から]

写真=前半5分、高松はペナルティーエリア内でフェラーリに倒されるがPKは得られず(撮影・鹿野芳博)



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