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体操米田「人より練習」トップで最終選考

チューブを使って十字懸垂をする米田功(撮影・柴田隆二)

 NHK杯に出場する5人のマック出身者で最年長の米田は、2次選考会トップで代表最短の位置につけている。「楽ですね。8番とか9番の微妙な位置なら雑念が入るかもしれないが、自分の試合に集中できる」と優位を意識した。

 昨年のNHK杯は不運に泣いた。大会1週間前の練習中に左ふくらはぎを肉離れ。初日は4位に踏ん張ったが、最終日に自滅した。失敗演技が続き、平行棒の落下がだめを押し、全選手中最低の7・650。「下に3点ぐらい差をつけて余裕はあった。でも平行棒で落ちてやばいと思った」。結局、6位山田辰也と0・063差で代表落ち。世界選手権は補欠に甘んじ、後輩の鹿島、冨田の活躍を見ているしかなかった。鹿島があん馬で金を取った時は素直に祝福できたが、鉄棒で2種目目を制すと危機感が襲った。「離された…」と素直に喜べなかった。

 ケガが完治すると、演技構成も見直した。鉄棒はE難度の屈伸コバチをD難度のコバチ(抱え込)に変えた。コールマン(E難度)も自重し、極力減点を抑える構成を目指した。演技に余裕ができるから、失敗の確率は下がる。2次選考会では、日本が苦手なゆかと跳馬を含む3種目で最高得点をマーク。マックの後輩たちに手本を見せる。

[2004/4/28/10:03 紙面から]

写真=チューブを使って十字懸垂をする米田功(撮影・柴田隆二)

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