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UAEは強い!日本崖っ縁…自力消滅危機

レバノン戦で厳しい表情を見せる山本監督

 【アブダビ(UAE)4日=中村基也、佐々木一郎】アテネ五輪を目指すU−23(23歳以下)日本代表が、がけっぷちに追い込まれた。3日のレバノン戦は4−0で快勝したが、UAEの3−0でのバーレーン撃破で雲行きが怪しくなった。今日5日のUAE戦で日本が敗れれば、日本ラウンド3戦(14〜18日)を残して自力での五輪切符獲得が消滅する。後半温存されたFW平山相太(18=国見高)は体調を整え、左肩打撲のDF闘莉王(トゥーリオ、22=浦和)は痛みに耐えてピッチに立つ。

 4発快勝に喜ぶ間もなかった。日本−レバノン戦に続いて行われたUAE−バーレーン戦。試合を終え、前半だけをスタンド観戦した日本イレブンの顔が険しくなった。1日に引き分けたバーレーンを相手に、UAEは3−0。この時点で勝ち点は日本が4、UAEが6。今日5日のUAE戦に敗れれば5差に広がる。日本ラウンドを残すが、自力1位の可能性がなくなることを意味していた。

 試合から一夜明けた4日、先発メンバーはホテル内のプールで体をほぐした。山本監督は「足が動かなくても気持ちでやってもらうしかない。絶対に負けない。その結果勝てればいい」と言葉に力を込めた。中1日での3戦目。誰もが疲労を蓄積させている。だが、早くもやってきたクライマックスに泣き言は言っていられない。決戦になる。

 布石は打ってある。レバノン戦は前半を2−0で折り返し、FW平山をベンチに下げた。少しでも負担を軽くし、UAE戦に集中させたい起用法だった。開始早々に左肩を強打したDF闘莉王は、出場にめどが立った。山本監督は「多少の痛みはあるけど、やれない状況ではない」と強行出場を示唆した。

 UAE対策も練ってある。「メンバーの変更を少し考える。向こうは10番(マタル)中心なので、対策を練る。高さは優位に立てる」と山本監督。相手は2戦7ゴールの一方、レバノンに2失点した。MF山瀬は「組織立った守備のカバリングができていない。そこら辺をついていければ」と攻略法をイメージした。

 勝つか負けるかで状況は大きく変わる大一番。今後、日本が連敗、UAEが連勝すれば、日本ラウンドの初戦となる14日で、すべては終わる。最低でも引き分けが必要だ。今日5日、UAEの金曜日は日本の日曜日にあたる。スタンドは、カンドゥーラ(中東の白い男性用民族衣装)で埋められる。拡声器を使った中東独特のリズムの応援が90分続く。完全アウエーの中、日本サッカー界の将来を左右しかねない一戦が始まる。

写真=レバノン戦で厳しい表情を見せる山本監督

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