アテネ五輪TOPページへ nikkansportscomホームへ



五輪TOPページへ

五輪サッカーページへ

五輪野球ページへ

五輪競泳ページへ

五輪陸上ページへ

五輪柔道ページへ

五輪日程&結果へ





  写真ニュース
  メダル獲得状況
  コラム一覧
  選手名鑑
  競技場ガイド
  紙面から
  nikkansports.com
サッカータイトル
 nikkansports.com > ATHENS2004 > サッカー > ニュース 


谷間の世代「世界」を痛感/男子サッカー

イタリアに敗れ予選敗退が決定、ピッチを去る小野(手前)ら日本五輪代表イレブン(共同)

<アテネ五輪男子サッカー:イタリア3−2日本>◇15日◇1次リーグB組◇ギリシャ・ボロス

 0−2から、日本にやっと1点が入った。前半20分、阿部勇樹が得意のFKをゴール左隅にけり込む。その右足は終了間際の高松大樹の2点目もFKで生んだ。それでも、3−4で惜敗したパラグアイとの初戦に続き、また1点差で敗れて準々決勝への道は途絶えた。

 終了の笛が鳴ると、阿部はピッチに座り込んだ。「勝っていれば得点の実感もあったけど…」。

 山本昌邦監督(46)は試合後、2得点を紡ぎ出した阿部を褒めるより、責めた。前半2分のFKを、田中マルクス闘莉王に譲ったからだ。「おまえがけれ、とこっちが叫ぶまでけらなかった。おれがやってやるという気持ちがない。イタリアはFKでキッカーの役目を取り合っていたのに」。

 日本は今回で3大会連続の五輪。W杯には2大会連続で出場した。中田英寿(フィオレンティーナ)ら次々に現れた逸材が道を切り開いてきた。

 だが阿部らの世代は、国際大会での実績が乏しく「谷間の世代」という呼び名がつきまとった。

 2年前に就任した山本監督は、初練習でW杯の日本代表と同じメニューを試し、がくぜんとした。「全然できないじゃないか。こんなにも差があるのか」。目に映るのは、中田英らと比べても変わらない技術を持て余す選手たち。「“谷間”なんて言われて自信をなくしていた」。

 五輪までの2年間で、実に41の国際試合をこなし、心技体とも鍛えられ、アジアの壁を乗り越えるまでに成長した。しかし、世界の壁を打ち破る強さまでは身に付けられなかった。

 初戦で緊張のあまり「自分でも信じられなかった」というミスで敗因をつくった主将の那須大亮は「これまでは分からなかった差を肌で感じたのは財産になる」と言った。数年後に日本サッカーを担わなければならない選手たちは、その「世界基準」をようやく知った。(共同)

[2004/8/16/15:18]

写真=イタリアに敗れ予選敗退が決定、ピッチを去る小野(手前)ら日本五輪代表イレブン(共同)


【関連情報】
サッカー五輪公式試合球が当たる!クイズ実施中!
サッカー五輪代表特別連載「for the victory」

 ニュース一覧 記事バックナンバー 
種目別結果へ

五輪ピックアップ
あの感動をまるごと激写!
ロス抜き過去最多メダル!
後藤新弥のDAYS’
Dr.平石貴久のアテネを診る
広部玄のイケイケ
神話の街から
セルジオ越後辛口コラム



前のページへ戻る このページの先頭へ
五輪TOP | サッカー | 野球 | 競泳 | 陸上 | 柔道 | 日程&結果
写真ニュース | メダル獲得状況 | コラム一覧 | 選手名鑑 | 競技場ガイド | 紙面から
nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。