小野ら敗戦から手応え/男子サッカー
<アテネ五輪男子サッカー:パラグアイ4−3日本>◇12日◇1次リーグB組◇ギリシャ・テッサロニキ
敗戦からも、手応えをつかんだ者はいる。PKを2本決めた小野、鮮やかなゴールを奪った大久保、1対1の勝負で相手を押さえ込んだ茂庭。3人のフル代表経験者が、大舞台で貫録を示した。
オーバーエージ(24歳以上)枠で加わった小野は、このチームで初の公式戦。前半22分はゴール右隅へ、後半8分は左隅へと、いずれもGKの手が届かない絶妙なコースにけり込んだ。
PKはずっと闘莉王が任されていた。だが7日に合宿地のドイツで行った練習試合でPKを得ると、闘莉王に頼んでキッカーを代わった。「オーバーエージとして見せないといけないものがあった」と言う。前回はけがで落選した五輪本番で、全幅の信頼を得てPKに臨み「GKをよく見てけった。外れるとは思わなかった」と振り返った。
大久保は後半36分、田中達の右折り返しを受けると、DF2人をかわし、DFのまた下を抜くシュートを決めた。その後も最後までどん欲に追加点を狙った。試合後は「下を向いてはいない」と気持ちを切り替えた。
ファウルで倒されてもすぐに跳ね起き、全力疾走でボールを追い掛けた茂庭も目立った。
フル代表で培った自信は、五輪の大舞台でも揺るがなかった。2戦目以降も3人はけん引車となるはずだ。(共同)
[2004/8/13/12:56]
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