体操男子、アーチェリーの山本ら帰国
アテネ五輪で28年ぶりに団体総合を制し、金メダルを獲得した日本体操男子、アーチェリー男子個人で銀メダルを獲得した山本博(41=埼玉・大宮開成高教)、ソフトボール銅メダルの日本チームが26日、相次いで成田空港着の航空機で帰国した。
男子体操陣の冨田洋之(23=セントラルスポーツ)米田功(26=徳洲会)塚原直也(26=朝日生命)らが金メダルを首にかけて到着ゲートに姿を現すと、大きな拍手と声援が起こった。米田主将は「本当にうれしいです」と喜びをかみしめた。
アーチェリーの山本は埼玉・大宮開成高の生徒たちに「先生お帰りなさい」と出迎えられた。妻敦子さん、長男純太郎君と抱き合った41歳のベテランは「みんなに支えられてここまでこれた。また北京に向けて頑張りたい」と意気込んだ。
ソフトボール日本代表の宇津木妙子監督は「3位という残念な結果に終わったけど、多くの人に出迎えられて感動した」と目を潤ませた。今後の自身の去就には「今は考えられない。ゆっくりしたい」と話した。
[2004/8/26/17:35]
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