伊調千、銀に「うれしくない」/48キロ級
<レスリング女子48キロ級>◇23日
伊調千春(22=中京女大)は、決勝でメルニク(ウクライナ)に延長戦の末、判定で敗れて銀メダルとなった。「全然うれしくない。自分の勇気のなさが金と銀の差になった」。無念さをにじませた。
延長にもつれ込む9分間の死闘だった。ポイントは2−2の同点。このまま終わればパッシブの回数の差で敗れる。終了間際、力を振り絞ってタックルにいったが、わずかに及ばなかった。
決勝の相手メルニクは昨年の世界選手権を制している強敵だ。慎重に攻め、防御にも注意したが「弱い相手ではないから思い切りやれなかった。入って返されたら怖い」。弱気になっていた。世界チャンピオンと互角に渡り合いながらも、心の中ではずっと負けていた。
3位決定戦はミランダ(米国)がベルテネ(フランス)を下し銅メダルを獲得した。
[2004/8/24/01:32]
写真=女子48キロ級準決勝でベルテネにTフォール勝ちし、決勝進出した伊調千春(共同)
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