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広部玄のイケイケ
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2004年08月29日付紙面から

厳戒五輪と別世界“全裸ビーチ”

 テロ、監視…厳戒ピリピリ五輪もいいかげん疲れた。どこかこう、人間本来の姿に満ちた平和な場所はないのだろうか? 探したところ、発見しました。エーゲ海に浮かぶミコノス島のマル秘スポット「全裸ビーチ」。警察や兵士なんかいない浜辺では、夫婦、ゲイ、熟女らが素っ裸で海水浴&日焼けを堪能中。五輪と全く無関係な時間が流れる「別世界」であった。恐る恐る潜入してみたら…。

写真  ミコノス島西部の市街地からバスに約15分乗ると、南部のパラダイス・ビーチに着く。エメラルドブルーの海と、白い家々のコントラストがまぶしい。そこから小型ボートで約10分揺られると、入り江の奥に「別世界」が出現した。

 その名もスーパー・パラダイスビーチ。約500メートルのビーチを、浜辺の端から逆サイドの端に向けて歩いて行くと…半分を過ぎたあたりから出た! 豊満な肉体を堂々と露出している全裸おばさん2人(推定50代)。その横には、上半身はTシャツ姿なのに、なぜか下半身のイチモツ丸出しで寝そべっている推定60歳おじさんも。

 さらに奥に行くと全裸率が急上昇! 数人単位のゲイ男性のグループやカップルが全裸で雑談したり、オイルを塗り合うなどしていた。海を見ると、すっぽんぽんで水中ハグ(抱擁)している中年夫婦のほか、4人の男性がフルチンで元気に競泳中。

 シャツを着ていると逆にジロジロ見られ恥ずかしいというわけの分からない状況の中、仕方なく全裸男性4人グループに接近した。うち1人は「僕は23歳。ドイツ2人、イタリア2人の仲良しグループさ。ここは初めてだけどサイコーだね。五輪? 昨日までアテネにいたけど競技なんて見なかったし、ここは何の関係もないよ。そんなことより君も裸になれよ!」。

 この日、全裸の人は50人前後。欧州各国から来るなど国際色豊かで、中でもゲイと熟女が目立った。スーパー・パラダイスビーチ歴15年以上のギリシャ人全裸男性も「五輪中だってここは何も変わらない。僕の年齢? 何でそんなこと聞くんだい? こんな自由な場所で…」。確かに自由な場所であることは間違いないが、近くに使用済みコンドームが数個散乱していたことも付記しておきたい。

写真  ところで、この島は公衆の面前をヌードで歩き回っても法律的に許されるのか? 早速ビーチを管轄する港湾警察に直行。女性美人広報官がこう言った。「ほかの島は知りません。でも、ミコノスでは全裸でビーチや街を歩き回ったり、泳ぐことは禁じられていません。たとえビーチでセックスをしていても、逮捕することもないでしょう」。

 期間中、ギリシア政府は五輪史上最高の約10億ユーロ(約1350億円)を投入して全土で厳戒態勢を敷き続けてきたが、この島ではほとんど警官や兵士を見ない。五輪関連の装飾も少ない。旅行会社、ホテルも一様に「この島は客数も例年と同じ。五輪の影響はないよ」。

 ミコノス在住約18年、ミコノスの生き字引的存在である宝石会社社長秘書の日本人トシコさんは「ここは午前3時に女性が1人歩きできるベリーピースフル(平和な)アイランド。海がきれいで、自由があるからみな集まる。テロ厳戒? そんなのないない」。

 全裸ビーチを見て一瞬無法地帯かと驚いたが、そうではなかった。五輪、厳戒…すべてから自由な、警察お墨付きの「自己解放の島」だったのだ。

写真=全裸の中年夫婦が浜辺をかっ歩するスーパー・パラダイスビーチ。ここはギリシャの別世界




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