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広部玄のイケイケ
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2004年08月26日付紙面から

ブレア首相、プーチン大統領も宿泊、超VIP部屋拝見

 料金の大きな変動などで注目を集めているアテネの宿泊業界だが、最高級ホテルの中に、「1泊約100万円」の豪華ルームがあることを突き止めた。利用者は英国のブレア首相(51)、ロシアのプーチン大統領(51)、ギリシャ国王などなど各国元首クラスばかり。当然、ホテルはアテネ最高レベルの厳戒態勢だ。今回、特別に許可をもらい、この部屋の「お宅訪問」しちゃいました。

写真  青い海がまぶしいアテネ南部の海岸線「アポロ・コースト」にある5つ星ホテルが「アスティール・パレス」。自動車爆弾テロ防止用のコンクリートブロックで囲まれた玄関で全身チェックを受け、内部へ。

 超厳戒のわけは…そう、ここには極秘の超VIPご用達部屋があるのだ。何とか見たい! ホテルに頼み込んだ。広報担当ニコラコス・テオカス氏は言う。「本日も、あるVIPが宿泊中です。でも外出しているため今なら、なんとか…。本当に特別ですよ」。

 一気に、その部屋「プレジデンシャル・スイート(約240平方メートル)」へ突撃! ドアを開くと、窓の向こうは青い大海原。右手にはワイン約250本が並ぶ。その奥には10人が会議できる大テーブル。左手にはオリーブの木、奥の豪華リビングにはガラス机、ふかふかソファー4つ、ウオーキングマシンなどのほか、壁には80インチ以上のプラズマテレビがあった。

 廊下を歩くと約2畳半のクローゼット、ゲスト専用トイレ、一面大理石でできた純白ぴかぴかバスルーム。プラズマテレビももう1個。圧巻はバルコニーだ。幅十数メートルの広さにビーチベッド、机、いす3セット。海を見つつワインでも何でも飲んでくれという感じだ。

 ホテルは1960年創業。3つの客室棟があり、全526室。五輪期間中は各部屋約1割値上げしているが、満室という。

 プレジデンシャル・スイートの料金は、時期で変動するものの1泊約7000ユーロ(約95万円)。テオカス氏は「この部屋にはブレア首相、プーチン大統領など各国の首相、大統領、王家が泊まります。7月までギリシャのコンスタンティヌス国王が泊まっていました」と超大物の名を次々挙げ始めた。今は? 「さすがに五輪期間中は警備上、名前を明かせません」。彼らはヘリで来るらしい。勝手にせい。

 そういえばベッドルームチェックを忘れていた。テオカス氏の目を盗み、3人は眠れる巨大ベッドに体を横たえてみると…うーむ、雲の上のような寝心地。3秒で眠りそうになったが、プーチン氏はともかく国王が寝たベッドと考えると興奮してすぐ目が覚めた。

 さて、アテネ中心部シンタグマ広場にも、超豪華ホテルがそびえる。その名も「グランド・ブルターニュ」。狙いは、近代五輪の提唱者クーベルタン男爵が、1896年の第1回大会で宿泊、1泊約200万円ともいわれる「ロイヤルスイート」だ。でも宣伝担当の女性は「部屋は見られません。過去の宿泊者や料金は一切言えません」とガードが堅い。

 仕方なく部屋の写真を見ると、中世の貴族的雰囲気が強く、落ち着かない。「僕はどちらかといえばアスティールかな…」と一瞬考えたが、どっちも永久に泊まることはないだろう。

写真=これが「アスティール・パレス」超VIP部屋の広大なリビング


◆アテネのホテル事情

 ギリシャホテル協会によると、アテネ市内のホテルは約250軒で、観光都市としては多くない。そのため「五輪特需」を見込んで、多くのホテルで期間中、通常の3、4倍の料金を設定した。中には約10倍に値上げしたホテルもあったが、テロや高料金への懸念から予約が埋まらないホテルが続出。一転、多くのホテルでは五輪開幕後、通常の2倍程度まで値下げに踏み切るなど、ドタバタが続いている。ただ、観光シーズンの夏季はもともと、通常の2倍程度まで値上げするホテルもあり、季節による料金変動は大きい。




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