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Dr,平石貴久のアテネを診る
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2004年8月18日付紙面から

長嶋ジャパンいい調子「タン・タ・ターン」

 野球の日本戦を2試合続けて観戦した。大勝と接戦。見事な連勝だったが、何より私が気にしていたのは「リズム」だった。結論を言えば、とてもいいリズムなので安心した。

 選手とともにコンディションづくりをする際、よく「リズム」の話をする。例えば、イチロー選手がネクストバッターズサークルから打席まで11歩で歩き、円月殺法のような、あの独特の構えを見せるのもリズム。メッツ松井稼選手が、ガムを強くかみながらバットでベースの四隅をたたくのも、巨人清原選手が打席を外してヘルメットを取り、ひじで汗をぬぐうのもみんな癖でなくリズム。

 しかし「最も大切なリズムはチームのリズム」と教えてくれたのは、尊敬するヤクルト古田敦也捕手だった。彼が言うには野球で一番大切なのは「タン・タ・ターン ! 」というリズム。ボールを捕ってから投げるまで。バットを構えてから打つまで。すべて、このリズムが適しているそうだ。

 だから、ヤクルトでは内野のボール回しの際に「タン・タ・ターン ! 」と心の中で叫んでペースをつかむ。もし、リズムができていなかったら、古田選手は2周目のボール回しを指示するそうだ。

 この観点から、日本代表のリズムはいいと断言する。リズミカルに内野陣の間でボールが渡っていくリズムは、まさに「タン・タ・ターン」だった。初戦で、一塁塁審が日本代表の守備の際、妙に「早く」とせかしていたが、選手たちのリズムが狂うことはなかった。

 さて、この「タン・タ・ターン」は、野球だけでなく、すべてのスポーツに通じる。選手だけでなくファンにとっても大事な問題なので、次回もリズムについて語りたい。(平石クリニック院長)

平石貴久(ひらいし・たかひさ)1950年11月4日、鹿児島県生まれ。東京・六本木「平石クリニック」院長。専門は内科、スポーツ医学など。サッカー、野球、陸上、ゴルフ、格闘技など多岐に渡る種目で選手、チームの健康管理を担う。



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