リマの母国ブラジル、ずさん警備に怒り
アテネ五輪の男子マラソンで29日、首位を快走中のリマが乱入男に妨害されたことについて、母国ブラジルではずさんな警備態勢への怒りとともに、棄権することなく3位に食い込んだリマへ称賛の声が相次いだ。
テレビ各局のニュースは、ブラジルが優勝した男子バレーボールより大きな扱いで、問題の場面の映像を繰り返し放映。前評判は高くなかったリマが金メダルという快挙を目前にしていただけに、民放「スポーツTV」の解説者は「警備はどうなっているのか。もっとひどい事態もあり得た」と怒りをぶちまけた。
グロボ紙(電子版)も29日、「あの瞬間に金メダルを失った」というリマの談話とともに「ブラジル中が(妨害事件に)憤慨した」と伝えた。
一方で国民を感動させたのが、笑顔でのゴール。生中継していたアナウンサーは、リマ選手が投げキスをしながらジグザグに走るユーモアを見せると「これこそブラジルの精神」と称賛した。(共同)
[2004/8/30/12:15]
写真=トップを独走中、走りだしてきた男(右)に飛び付かれるリマ(AP=共同)
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