室伏が金メダル、アヌシュ薬物違反失格
男子ハンマー投げ優勝者アドリアン・アヌシュ(31=ハンガリー)の金メダルがドーピング(薬物使用)違反ではく奪され、室伏広治(29=ミズノ)が繰上げで優勝、金メダル獲得となった。29日、アテネで行われた国際オリンピック委員会(IOC)理事会で決定した。
この日午前11時(日本時間同日午後5時)からIOCの規律委員会が開かれたが、聴聞に応じる予定だったアヌシュは病気を理由に欠席し、ハンガリー・オリンピック委員会のシュミット会長らが出席。同会長によると、アヌシュは27日に求められた再検査で、検査場所に指定された警察署に来るよう要請され「犯罪者でもないのに、なぜ警察に行かねばならないのか」と憤り、検査を拒否したという。
同委員会は事情聴取の後、「アヌシュはドーピング違反」との見解をまとめ、最終的な決定権を持つ理事会に上申した。これを受けた理事会は同3時(同9時)から始まり、およそ30分で終了。アヌシュの金はく奪、室伏の繰り上げ金メダルを決め、正式に発表した。
[2004/8/30/00:14]
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