ラドクリフが涙「心がぼろぼろになった」
<陸上>◇27日
女子マラソンに続いて、1万メートルでも途中棄権したポーラ・ラドクリフ(30=英国)に、「女王」の輝きはなかった。穏やかな口調で記者団に「マラソンで疲れ切ってしまい、脚には何の力も残っていなかった」と打ち明けた。
アテネの2レースを振り返ったラドクリフは「最低中の最低の思いをした。心がぼろぼろになった」と涙を流した。女子マラソンの棄権後、25日に練習を再開。1万メートル出場を決めたのはレース当日、27日の朝だったという。中4日での挑戦に「後悔はしていない。今までのわたしはいつも後から『もしああしていれば、もしこうしていれば』とばかり言っていた」。
高橋尚子(32)の世界最高記録を破り、ライバルとして日本でも広く知られるラドクリフ。高橋が立てなかった晴れ舞台で大きな屈辱を味わったが、最後は「また戻ってくる」と再起を誓っていた。
[2004/8/28/12:01]
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