<陸上>◇26日
男子110メートル障害で、アジア選手として初の金メダルが有望な劉翔(21=中国)が、楽に決勝へ進出した。
準決勝は最後のハードルを越えた時点で2位と約2メートル差。ゴール前を流して1組2着となったが、「決勝に取っておくために、全力を出していない」と余裕の口ぶりだった。
最大のライバルと見られた世界王者のジョンソン(米国)が前日の2次予選で転倒して姿を消し、上海生まれの21歳に追い風が吹いている。
[2004/8/27/11:43]