ハンマー金アヌシュ再検査拒否か、失格も
アテネ五輪陸上男子ハンマー投げで優勝したアドリアン・アヌシュ(31=ハンガリー)が26日、ドーピング(薬物使用)疑惑により国際オリンピック委員会(IOC)が求めている再検査を拒否する可能性を示唆した。AP通信が伝えた。アヌシュは疑惑が広まったことで「尊厳を傷つけられた」として引退も表明した。
ドーピング検査を拒否すれば、五輪失格となる恐れもある。アヌシュが失格すれば、銀の室伏広治(29=ミズノ)が、金へ繰り上がることになる。
アヌシュは、ハンガリーのメディアに対する書簡の中で「(再検査で)別の検体を提出したとしても、真実の結果が出る保証はどこにある。検体が操作されることを許すわけにはいかない」と、再検査を求める動きに不信感を示した。検査に応じないこともあるとみられている。
アヌシュは五輪での競技後の検査はパスしているが、IOC関係者は「IOCは、アヌシュが本人の尿検体をきちんと提出したかどうかを明確にしようとしている」と述べた。アヌシュの同僚で、男子円盤投げの金メダルをはく奪されたローベルト・ファゼカシュは、検査で検体をすり替えようとしたと指摘されている。
[2004/8/27/12:30]
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