グリーン3位、敗れてなお雪辱誓う/陸上
<陸上>◇22日◇男子100メートル決勝
舌なめずりをしながら、獲物を狙うような鋭い目つきで挑んだ。男子100メートルで2連覇を狙ったモーリス・グリーン(30=米国)は、優勝したガトリンと0秒02差の3位。「少し残念だ。ラストの2ヤード(約1・8メートル)が難しく、抜くことができなかった」と悔しがった。
ピストルへの反応時間は決勝の8選手で最も速い0秒151。本来なら完勝パターンだった。しかし持ち味である後半の伸びが足りず、7月の全米選手権で0秒01差で退けた新鋭にタイトルを奪われた。「持てる力を出し切れなかった」。
かつては世界選手権3連覇など短距離界を席巻したが、昨年の世界選手権は屈辱的な準決勝敗退で王座から転落。完全復活を懸けた舞台で再びヒーローになることはできなかった。
「ガトリンは素晴らしいレースをした。伸び盛りの選手だが、おれはまだ終わっていない。彼を簡単に君臨させるつもりはない」。8歳年下の新王者に対し、新たな闘志に火が付いた。
[2004/8/23/13:28]
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